受話器を取るスピード

2012
04.02

ここに一つの電話機があります。
呼び鈴がなったとすれば、それはヒマを持て余した女性からの電話でしょう。

この呼び鈴がなった電話を取った者が出会いを制するのです。
テレクラはお店のシステムによって受話器を手にするスピードがかなり変わってきます。

システムその1は「取り次ぎ」です。
取り次ぎシステムでは、先に来店した客に、女性からの電話を取り次いでくれます。
それは完全な「順番制」で、飲食店で先に頼んだのにも関わらず、後から来た人に同じ料理が運ばれて、言うに言えない。という屈辱を味わうことも無いのです。
店員さんありがとう。ナイス取り次ぎです。
メリット・デメリットとしては、ゆっくりと電話がかかってくるまでの時間を、漫画を読んだりして楽しめる反面、お店の混みぐあいに左右されてしまうという事があげられます。

システムその2は「早取り」です。
それはそれは、わかりやすいシステムで、鳴った電話を先に取った方が会話を出来るというものです。
まさに弱肉強食の修羅の掟です。
スピードを制するものが出会いを制す!!
ビーチフラッグのように、バッっと受話器を取った人が勝ちの、勝ち抜け選手権です。
個室に別れているから実際は一つの電話機を奪い合うといった事はないですが。
メリット・デメリットは、待ち時間が少なく、腕次第では店に入ってスグにでも会いに行けるといった反面、ずっと気をはっていないといけないという事があげられます。
しかし、周りを押さえて自分が電話を取った時の優越感は、一等賞並の快感を味わう事が出来ます。
まさにテレクラ店のウサイン・ボルト。

このテレクラを代表する2つのシステムですが、今では早取りの方を採用している店は少なくなってきました。
これも草食系男子の影響でしょうか?